入浴はゆっくりくつろぐ至福のひととき。

ぬるめのお湯（３７℃〜４０℃）に浸かると、気持ちを鎮める働きをする「副交感神経」が優位に立ちます。
その作用で、人は落ち着いた気分になるとともに「気持ちが良い」という癒しを感じるのです。

入浴には『温熱効果』『水圧効果』『浮力効果』の３つのメリットがあります。

【温熱効果】…「温まると疲れが取れる」
体が温まることにより血管（特に毛細血管）が広がり、血行が良くなります。これによって新陳代謝が高まり、
体内の老廃物や疲労物が除去され、コリがほぐされ疲れが取れます。
また体温が上がると、白血球の中にある免疫細胞が活性化し、免疫力アップも期待できます。

【水圧効果】…「全身の血行やリンパの流れが良くなる」
入浴することで体は水圧を受けます。
その圧力がポンプのような役割を果たし、手足に溜まった血液やリンパ液が押し戻され体内循環を促進します。

【浮力効果】…「気分がリラックスする」
日々、体重を支えている筋肉や関節を休ませることができ、体全体の緊張がほぐれます。
見えない体への負担を減らすことで、心が解放されリラックス効果を得られるのです。

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